2011年から13年と言う月日が流れる中で、被害に遭われた方々からすれば、自分達の活動は未災地の戯言であり、被災者気取りをするな。と言われても仕方がない環境での活動でした。
勿論、私自身、開催の度に葛藤続きの朗読会です。心痛な思いの方の気持ちは決してわかりません。ただ、語っていただいている方々が自らの言葉をとおして教訓を語る意味。それを見逃してはいけないと思い継続して開催をしています。
しかし、現在、高齢化による当事者の減少が大きな問題になっています。
出来るなら、私たちは、その意思を継いで次世代へ「311」伝えたいと思っています。
そして、この教訓を現在のおかれれた環境から、自分に降りかかるであろう災害である事を再認識していただければと思って活動を継続していきます。
スターズアーツ理事長 本宮 透雄