新年明けましておめでとうございます。
新年のご挨拶に当たり、1月1日に発生した令和6年能登半島地震にて、被害に遭われた皆様に対しまして、心よりお見舞い申し上げます。被災された皆様や避難されている皆様が一日も早く平穏な生活に戻られることを心からお祈りしております。
昨年は、皆様と舞台をとおして、災害への認識に向き合えるお時間を作れたこと深く感謝申し上げます。
2020年1月24日、国土交通省は、南海トラフ地震の発生確率70~80%。マグニチュードは8~9クラスと報告されています。
しかし、昨年、12月25日朝日新聞デジタルに、南海トラフの地震想定震源域で、時間差で起きる後発地震への注意や警戒などを呼びかける「臨時情報」の認知度について、内閣府が対象地域の住民に調べたところ、3割弱にとどまっていると掲載されていました。この認知度をどう判断するかは皆様のご判断にお任せしたいと思いますが、時計の針は前へ進み続けており、危険度は高まっています。
現代の科学をもっても、その災害から逃れることはできませんが、ほんの僅かでも防災を意識すれば、被害は増減から軽減に回避ができるはずです。
昨年、私たちは防災を舞台から発信しました。そして、ご覧いただいた皆様から貴重なご意見を数多くいただくことが出来ました。ご意見に御礼を申し上げると共に、その御意見にお答えする企画を今後、開催することが軽減につながると感じ、本年はエンタメの取り組み方法をより防災意識を高める企画に変えて取り組みたいと思っています。
具体的には、被災証言を教本に災害時に個々が準備しておくものを皆様と車座になってディスカッションをする環境を作らしていただき、その成果を研究機関と連携(産学連携)し、具体的な成果として発信したいと考えています。それには、防災関係企業様と皆様の貴重なご意見を総合的にディスカッションできる場を設けなければなりません。
今後、防災に関心をもたれている方々(法人・個人)の取り組み方についてご意見を伺い、総合的な防災活動を推進する事業を行っていきたいと考えています。当法人のS N S、H Pより事業開催についてのご案内をお知らせしますので、その際には、是非ともご参加頂き、貴重なご意見をお伺いしたいと思っております。宜しくお願いします。
スターズアーツ理事長 本宮 透雄