
私たちは震災を知らない
NPO法人StarsArts × 日本大学芸術学部文芸学科 産学連携プロジェクト
プロジェクト
過去を知り、未来へ繋ぐために。
日本大学芸術学部文芸学科小神野ゼミII。そのメンバーの多くは、2011年3月11日、東日本大震災が起きたとき、小学校に通い始めたばかりでした。
いまでさえ、あの災害は知らないことばかり。
このプロジェクトは、私たちが震災を学び、知識を重ねていく過程で得た気づきを、「これから」に繋げていくための試みです。

活動報告
1/キックオフ・ワークショップ
私たちは震災について何を知り、何を知らないのか。そして、震災をどう思っているのか。それらを可視化していくため、私たちのゼミではワークショップが開かれました。自分が知らなかった、あるいは想像もしなかった意見を皆が互いに共有することで、一人一人が震災への見解をより深めていく、そんな実りある回になりました。



2/被災証言を聞いて考えたこと
このゼミが連携しているNPO法人「StarsArts」が2023年8月31日に開催した舞台「Forever〜決して忘れてはいけないあの時〜2023刻(キザム) 」。東日本大震災で被災した人々の証言を語り継ぐこの舞台を観劇することで私たちが抱いた心情を報告します。


3/災害に備える 能登半島地震を経て
2024年1月1日に発生した能登半島地震。多大な被害をもたらしたこの災害を、大学生である私たちはそれぞれの帰郷先で知りました。冬休みが終わり、1月下旬、大学に集まった私たちはこの震災についての報道やこれまでの学びをもとにして、「災害に備えるために必要なこと」というテーマで意見交換を実施しました。

日本大学芸術学部 文芸学科
准教授 小神野 真弘(おがみの まさひろ)